外壁塗装事例7選!ビフォーアフターをイメージできれば色選びは成功する!
「ツートンカラーの配色はそのまま、色の組み合わせを変えたい」 「10年に1度の塗り替えだから、思いっきりイメージチェンジしたい」 「ベースの色はそのまま、窓回りやバルコニーの色だけ変えたい」 外壁塗装の色選びや配色を検討するとき、一番のポイントとなるのが建物との相性です。同じ色でも、色見本から得たイメージと、外壁に塗装された色とでは印象が違ったというケースもあります。 この違いで失敗しないための有効な手段が「実際の外壁塗装のビフォーアフターを参考にする」ということです。 実際の外壁塗装のビフォーアフターを参考にしながら、印象の違いについて説明するとともに、色選びで成功するためのコツについて紹介します。
Contents
【施工事例7選】外壁塗装のビフォーアフターをご紹介
ここでは、実際に外壁塗装をリフォームしたお客様の事例を7つ紹介します。
外壁塗装事例その①
before | after |
経年による色褪せが、塗り替えによって見違えるように生まれ変わりました。こちらのお客様は塗り替え後の塗装色に満足されており、イメージを変えることなく、真新しい雰囲気をとり戻した好例です。
少しイエローがかった明るい色をベースに、白いラインをより目立たせることで、メリハリのある引き締まったおしゃれ感を演出しています。
外壁塗装事例その②
before | after |
傷みや汚れが目立った状態から、ホワイトベージュの爽やかな印象の外壁になりました。
外壁とともに屋根や付帯部も、誰にでも受け入れられやすい色で統一することで、親しみやすく飽きのこない配色に成功しています。
外壁塗装事例その③
before | after |
淡い色からビビットな色にイメージチェンジし、上品に仕上がりました。
10年に一度の外壁塗装だから、新しい印象を与えたいというお客様の気持ちが伝わってくるような塗装となっています。
外壁塗装事例その④
before | after |
キュートな印象だったピンク系の外壁から、目に優しくインパクトもあるグリーン系の壁色に変更したことで、イメージが一新された施工事例です。
少し濃いめのグリーンは、落ち着きを感じさせる魅力的な仕上がりとなっています。
外壁塗装事例その⑤
before | after |
グレーとブラウンのライト系のツートンカラーを、オレンジ系のワントーンに変更することで、建物の高級感のあるインパクトがより鮮明に伝わってくる外壁塗装となりました。
外壁塗装事例その⑥
before | after |
同じツートンカラーの配色を活かしながら、暖色系を寒色系に変えることで、まったく新しい印象を与えることに成功した事例です。
外壁塗装は、建物が人に与える印象を大きく変えるという典型的な施工事例となりました。
外壁塗装事例その⑦
before | after |
ベージュ系の柔らかな印象から、濃いグレーのシックな印象へと変わった事例です。
新たな色味に挑戦することで、良い意味で住む方の気分を変えることができます。外壁塗装の色を変えるだけで、新しい建物になったような印象です。
せっかく費用をかけるのだからと、新しい色や配色に挑戦される方が多いです。
外壁塗装をすることで、新築に住み替えたような気分転換につながるのも外壁塗装のメリットといえるでしょう。
外壁塗装でビフォーアフターのイメージが重要な理由
外壁塗装の失敗で一番多いのは「仕上がりが思っていたイメージと違う」というものです。この失敗は、建物の大きさや形で色の印象が変わってしまうことで起こります。
だからこそ建物の外観を全体的に捉えることができる、外壁塗装のビフォーアフターのイメージが重要なのです。
ここでは、なぜ建物の大きさや形で色の印象が変わってしまうのかを少しご説明します。
面積効果で見え方の印象は変わる
外壁塗装の色を選ぶ方法の一つに、塗料メーカーのカタログや色見本帳を活用することがあります。カタログの小さな色見本と実際に全体に塗った色では皆さんが受ける印象が異なる場合があります。
色選びで注意してほしいのが「面積効果」です。面積効果とは、視覚効果の一つで、面積の大小によって色の印象が変わることを言います。
明るく鮮やかな色は面積が大きいほど明るく見え、暗い色は面積が大きいほど暗く見えます。
外壁塗装で代表的な明るい色は、ベージュ、クリーム、ホワイト、ピンクなどです。暗い色では、ブラウン、グレー、ブラックなどがあります。
面積が大きいほど、色の持つ印象が強まることを覚えておいてください。
玄関ドアや屋根との相性がわかる
建物は外壁だけでなく、玄関や屋根、窓などさまざまなパーツで構成されています。パーツごとだけでそれぞれの色を決めてしまうと、全体的に合わせてみたらバランスがとれていないということになってしまうケースもあります。
そんな時にも役に立つのが、外壁塗装のビフォーアフターです。こういった雰囲気の玄関ドアにはこの外壁の色が映えるとか、この屋根の色や形では、この外壁の色が合うなどの参考にできます。
最近では、住宅のカラーシミュレーションができるアプリが数多く登場しています。簡単な配色であれば無料でシミュレーションができるサイトもありますので、気になる方はチェックしてみましょう。
ツートンカラーや多色仕上げの印象が分かりやすい
外壁塗装のビフォーアフターを参考にするメリットで一番大きいのがツートンカラーや多色仕上げの印象が分かりやすいことです。
外壁塗装は、壁紙やカーペットの色とは違い「立体的」な建物への配色なので、イメージする難易度は高くなります。
おしゃれに演出した玄関や窓を引き立て、周囲の雰囲気にも溶け込む配色はどのようなものなのか、実際の建築物で検討することができます。
「あっ、これ、かわいい」「自分の家に合いそう」
こういう印象を積み重ねて参考にすることが、失敗しない色選びにつながるのです。
外壁塗装の色選びと配色を成功させるためのコツとは
外壁塗装の色選びと配色を成功させるためのコツは、以下の3つです。
・色のコンセプトを決めたら可視化する
・候補として選んだ色の特徴を把握する
・実際の外壁の一部に試し塗りしてみる
それぞれについて、詳しく説明します。
色のコンセプトを決め可視化し共有する
住宅を新築された方も、中古で購入された方も「こんな家に住みたい」というイメージを持つことからスタートするでしょう。
外壁塗装も同じで、自分の家に合う○○な色の塗装にしたいというコンセプト作りから入ることが、成功への近道です。コンセプトを決めると、そこに向かって効率的に行動することができます。
以下に、コンセプトの参考となるよう、配色の違いをまとめました。
ナチュラル|受け入れられやすく飽きにくい、ベージュやブラウンを基調にする
エレガント|ベージュやクリームなど柔らかい色にポイントカラーをプラスする
シック|上品なグレーやダークブラウンにホワイトを差し色して洗練さを加える
スタイリッシュ|濃いブルー系に白を合わせたツートンカラーで品よく仕上げる
アクティブ|エネルギッシュなオレンジなどの暖色系で明るく個性的にする
コンセプトがある程度まとまったら可視化して共有することが大切です。可視化と言っても難しいことではなく、実際の建物の外壁塗装の写真や実物を業者と共有することです。
可視化することで、あなたの頭の中のイメージが業者に伝わります。
色の特徴を把握する
外壁塗装の色選びで、汚れや色褪せが目立ちにくい色にしたい方も少なくありません。
グレー・クリーム系は外壁の汚れが目立ちにくい色です。外壁の汚れとなりやすい、砂や土埃と同系色だからです。逆に、白や黒は汚れが目立ちやすくなります。
色褪せが起きる原因は、塗料に含まれる顔料の経年劣化です。
一般的に、有機顔料の割合が多い鮮やかな色ほど色褪せしやすく、無機顔料が多い落ち着きのある色は色褪せしにくいとされています。色褪せが気になる方は、業者に使用する塗料の顔料について問い合わせてみることをおすすめします。
外壁塗装の色選びでは、この色を選ぶと失敗しやすいという色があります。それがどんな色で、どうして失敗しやすいのか気になる方は、以下の記事をチェックしてください。